楽天イーグルス 沖縄で最後のオープン戦 プロ野球開幕まで約１カ月 (23/02/27 19:39)
３年ぶりに声出し応援が解禁となったオープン戦。２月２５日の先発はメキシコ出身の新助っ人・バニュエロス。初回に１点を失ったものの続く２回は「しっかりアジャストできた」と全ての球種を試しながら三者凡退！上々の滑り出しで来日初登板を終えます。
２番手は体調不良で実戦が遅れていた則本が初登板。最速１５２キロのストレートとスライダーを軸に１回を無失点に抑えます。
則本昂大 投手
「まっすぐを両サイドに投げ分けられるようにと思って投げた。初実戦にしては良かったのかなと思います」
打撃陣では練習試合の打率５割越えの黒川がレギュラー取りへアピール！第２打席にタイムリーを放ち対外試合チーム最多となる１０打点目を挙げると、第３打席にもタイムリーを放ち２安打２打点の活躍！自身初の開幕一軍へ大きく前進しました。
石井一久 監督
Ｑ黒川選手について
「彼は１軍のベンチに入るだけじゃなくてレギュラーを目指してほしい選手なので、これから大事な１カ月になるんじゃないかなと思います」
２６日のヤクルト戦では去年１０月に左ひじの手術を受け５カ月ぶりの復帰登板となる早川が先発。しかし「久しぶりの登板で緊張した」と立ち上がりから４連打を浴びるなど精彩を欠き、予定していた２回を持たず５失点で降板となります。
一方、野手では石井監督がキャンプの活躍を評価した５年目の伊藤裕季也が２安打１打点と結果を残しアピールすれば、同じく５年目の小郷は満塁のチャンスで迎えた４打席目。打った瞬間、手応え十分の満塁ホームラン！オープン戦チーム初アーチで外野のレギュラー争いに名乗りを上げました。これで沖縄での全日程を終えた楽天。石井監督が総括し若手投手陣に奮起を促しました。
石井一久 監督
「『僕います』って手をあげてくれる感じのピッチャーがいなかったので、残り一カ月でアピールしてほしいなと思います」
